コワーキングスペースなるものを体験

先日、東京へ出張へ行った際、渋谷での打ち合わせの合間の空白時間に、静かに数時間仕事ができる場所はないかと思って、レンタルオフィスとかコワーキングスペースとかを探してみた。

この手のサービスは、今や雨後の筍のごとくどんどんできているようで、数はあるのだが、登録が面倒だったり、その時にいた渋谷から遠かったりで、諦めかけていたら、
Caneruというコワーキングスペースのオーナが特別に数時間使っても良いよ、と言ってくれたので行ってみた。

コワーキングスペースをはじめて使ったので、どこも同じなのか分からないが、結構広く、こぎれいで好感が持てる。

私の場合、パソコンがネットに繋がれば仕事ができるので、電源とWiFiさえあれば用が足りるが、Caneruでは、無線LANがちゃんと使えて問題なく仕事も終えられた。

私がいる間は、輸入商材の営業マンと思われる人が顧客と打ち合わせしていたほか、ライブ直前のミュージシャンがウクレレ片手に最後の確認をしていた。

東京出張中の仕事と言うと、これまではホテルか、打ち合わせの合間だとWiFiが使える喫茶店を使ったりしていたが、広くて静かな場所で作業した方が、精神衛生上よいという気はする。

あと、どういうわけか、周りに仕事をしている人がいるというのは、何か、安心感みたいなものがあって集中できる。喫茶店やファーストフードの店だと、妙に落ち着かない。

なお、コワーキングスペースと言うと、クリエータや起業家同士の出会いを創出などと喧伝する向きが多いが、個人的には、そんな出会いは求めていないので、場所とネットのインフラだけあればよい。

あとは、ペットボトルの自販機が設置されていたら、言うことなしだが、行く途中にコンビニがあったので、次回はそこで買って行けばよいか。

ホームページを見ると、飛び込みで使えないみたいに書いてあるが、聞いた話では、時間貸しもあるようなので、興味があれば、相談してみるとよいだろう。

MacBook Air続編

さて、MacBook AirにMacBook Proから移行アシスタントでユーザを移行させようとしてみたら、なんとFileVaultで暗号化されたユーザは移行できないと言う。

で、FileVaultを解除すれば移行できるわけだが、そのためには、MacBook Pro側の起動ディスク上に150GBの空き容量が必要となる。ところが、空き容量は80GB程度しかない。

しばし考えた末、Lacie USB3.0/2.0 3.5インチ外付ハードディスクドライブ minimusシリーズ 2TB LCH-MN2TU3/Eを買ってきて、1TBずつに2つのパーティションを切り、まずMacBook Proで使っている起動ディスクをPersonal Backup 10.6でクローン化する。

クローンされた起動ディスクでMacBook Proを起動し、何も操作しない状態で、FileVaultを解除する。

その状態で、移行アシスタントでMacBook Airにユーザを移行させた。その後、しばらくMacBook Airを使ってみて、移行アシスタントを使った際の常ではあるが、登録されていたシリアル番号が認識できなくなった製品があるので、シリアル番号を登録し直した以外は、特に問題なく使えることを確認した。

これで、上記のLaCieのHDDのパーティションを消去して、クローンに使うことにする。この時、片方のパーティションには毎日クローンし、もう一方には一週間毎にクローンを作ることで、いざという時に一週間前のデータに戻れるようにしておく。

余談だが、バックアップと言う意味では、同じHDD上のパーティションにバックアップを取るのは、最善の方法ではない。というのも、HDDの寿命が来たり、基盤の異常が起きた場合、両パーティション共に同時に使用不能になるからだ。

こうして、一応、メインのマシンをMacBook Airに移行できた。後は、7月にMountain Lionにアップグレードするだけだ。

MacBook Air到着

発注してあったMacBook Airが届いたので、とりあえず、一通りの設定だけ行った。

あらためて軽くて小さいということが、どんなに素晴らしいことか確認した。

気になっていた画面解像度だが、最大の1366x768でも、何とかいけそうな感じだ。

これから、MacBook Proで使っていた外付けの起動用ハードディスクからシステムを移行させなければならないし、その後の起動ディスクのクローン作成スケジュールも考えなければならない。

これまでは、MacBook Proにマジックテープで装着したハードディスクにクローンを毎朝自動で作成していたが、せっかくの軽くて薄いMacBook Airにハードディスクを装着するわけにもいかないので、Personal Backupを、クローン先ディスクがマウントされたら自動でクローン作成するように設定して、毎日寝る前にクローン先ディスクをMacBook AirにUSB接続することにでもしよう。

SpinAppが正式にサービス開始

二年くらい前から手伝ってきたSpinAppが、ついに日本でも正式にサービス開始したようだ。

SpinAppは、HTML5、CSS3、Javascriptという技術を使い、いわゆるモバイルウェブというスマートフォン用のウェブベースのアプリを開発するプラットフォームサービスだ。

HTML5ベースのウェブサイトをモバイルアプリとか、モバイル用サイトとか言ったりもするが、モバイルウェブと言うのは、単にスマートフォンに最適化されたウェブサイトと言う意味ではなく、ネーティブアプリのようなインタフェースを搭載し、ネーティブアプリと同じように操作できるウェブサイトを指す。

SpinAppの場合、バンドがファンに最新情報を届け、楽曲を試聴してもらったりYouTube動画を観てもらったりして、最終的にはiTunes Storeからアルバムや曲を買ってもらう仕組みをあらかじめ備えたモバイルウェブサイトを簡単に設計および公開できるのがウリだ。

iPhoneでは、ホーム画面にアイコンとして保存すると、次回からSafariブラウザを使わず、ネーティブアプリ同様に起動して使用することができる。

ウェブベースなので、ネーティブアプリと異なり、AppleやGoogleに申請する必要もないし、いつでも好きな時に、好きなだけ更新することができる。

このようなモバイルウェブをSpinAppでは、独自の造語でホームアップと読んでいる。ホームページのように誰もがアプリを持つ時代を見越したネーミングだ。

バンドだけでなく、スマートフォン用のアプリに興味を持っている方は、研究のために試してみても良いだろう。

MacBook Airを発注

以前、ここで、MacBook Air 11”について書いたが、その際、フラッシュストレージの容量が小さすぎて、システムを移行できないとも書いた。

で、先日新しいMacBook Air 11”が発売された際、オプションで512GBまでストレージを増やせるようになったので、発注した。CPUは2.0GHzデュアルコアIntel Core i7、目盛りは8GBにアップグレードしておいた。

これで、現在のメインマシンであるMacBook ProをLionの試験用にして、新しいMacBook AirをMountain Lionでメインマシンとして使えるだろう。

すでに昨年発売されたMacBook Air 11”を使っているので、画面サイズが小さいことは承知で、解像度を目一杯上げることで、表示領域を確保する算段なのだが、表示される文字サイズも小さくなってしまうから、目に悪そうで心配ではある。