SwitchEasy Colors for iPhone 4

iPhone 4用のケースの話題が続いて恐縮だが、シリコンケース好きには無視できない製品SwitchEasy Colors for iPhone 4が発売になった。この製品の特長は、豊富なカラーバリエーションとホームボタンカバーだろう。しばらくは黒一色しかないわけだから、こんなカラフルな製品で自分のiPhone 4を彩りたいと言うユーザは多いのではないだろうか。

Simplism iPhone 4用シリコンケースセット

iPhone 4を使い始めたことをここに書いたら、「ケースは何がいいですかね?」という問い合わせが何件か来るようになりました。

デザイン面から考えると、個人的には、Apple BumperがiPhone 4そのものの美しい本体を生かせて良いと思います。後は、
ZAGG invisibleSHIELDのような表面を保護するシートを併用するのが賢い選択でしょう。特に、現在、iPhone 4を購入したユーザには、Apple Bumperが無料で提供されるので、この組み合わせはお薦めです。

しかし、実際に私が使っているのは、Simplism iPhone 4用シリコンケースセットシリーズ TR-SCSIP4という製品です。

これは、個人的にシリコンケースが好きだということもありますが、この製品にはストラップを付ける穴があいているからです。実際にストラップを付けるかは、これから決めますが、付けようと思えば付けられる、という選択肢があることが精神衛生上よいように思えるのです。

補足:このシリコンケースと同じSimplismシリーズにSimplism iPhone 4用 バブルレス保護フィルムセット(アンチグレア)[Bubble-less Film Set for iPhone 4 Anti-Glare] TR-PFSIP4-BLAGという製品があった。気泡ができにくいのがウリだが、上記のシリコンケースに付いてくるフィルムが結構反射するのに対し、このフィルムはアンチグレアだし、Apple Bumperとの併用も良さそうだ。

iPhone 4雑感

2010年6月30日に予約したiPhone 4が同7月24日に届いた。1ヶ月とまではいかなかったが、3週間以上かかったことになる。

iPhone App関係の仕事がいくつか入ってきたため、2年使って、特に不満もなかったiPhone 3Gから機種変更せざるを得なくなったのだ。

6月24日の発売時点では、白が出るまで待つつもりだったが、その後のAppleの発表から、白の発売がさらに延期される可能性を感じたので、あえて黒で注文したものだ。白が「年内発売」と延期された今、少しでも早く注文しておいて良かった。

まだ2日しか使っていないが、とにかく快適の一言に尽きる。iPhone 3GSと劇的な差はないと思うが、3Gと比べると全くの別物だ。特に本体が薄くなったことが、比較的手が小さい自分には、すこぶる嬉しい。

気になるのは、電池のもちが悪いことだ。バックグラウンドで動作しているAppをこまめに切れば改善すると思うが、マルチタスク環境下で動作しているAppのオンオフなど、その管理については、インタフェースがまだ十分にこなれていないと感じる。

iPhone 4でもっとも期待しているのが、カメラ周りの改良だ。iPhone 4のカメラが十分使えると分かれば、もうデジカメもビデオも持って歩かなくて済む。ただiPhone 4のズームはデジタルズームなので、ズーム好きの自分としては、やはりデジカメと併用になるかな。

そう言えば、iPhone 4でWorld Cardという名刺OCRのAppを使い始めたが、案外と実用になりそうだ。名刺フォルダに入っている膨大な数の名刺を、毎日少しずつデジタル化していくことにしよう。

July 16 Press Conference (for iPhone)

iPhone 4のアンテナ感度問題に対するAppleの回答となる7月16日のプレスコンファレンスの模様を動画で観られます。
http://events.apple.com.edgesuite.net/100716iab73asc/event/index.html

iOS 4のバグの問題は、iOS 4.01で修正されています。

握り方の問題は、ケースを使うことで改善するらしいことから、9月30日までは、iPhone 4にApple iPhone 4 Bumperを無償提供することで解決したい意向です。9月30日までに、よりよい解決策が見つからなければ、そのまま無償提供は続くでしょう。ちなみにBumperをすでに購入したユーザには返金されます。

Snow Leopardの起動ディスクを320GBに

ここ10年以上、私のメインマシンは、常にiBook、MacBookあるいはMacBook Proなどのノートブックだった。そして、その起動ディスクは常に外付けHDDだった。

外付けHDDから起動させているのは、ハードウェアに何か問題が起きてマシンが使えなくなった場合も、同じ起動ディスクを別のマシンに接続して起動するだけで、システムの移行やらデータのコピーやら、HDDの換装やら、面倒な作業なしに、仕事が続けられるからだ。

私は、常にメインマシンを持ち歩いているため、この外付け起動ディスクが邪魔にならないように、マシンのスクリーンの裏(つまりマシンの蓋の上)にマジックテープで貼付けている。

さらに、起動ディスクに問題が起きても、作業が中断しなくていいように、もう1台の外付けHDDに、毎朝自動で起動ディスクのクローンを作成/更新している。このクローンも起動ディスクの隣に貼付けている。

この起動ディスクとして使う外付けHDDは、何でもいいと言うわけではない。

小さなマシンの「蓋」に2台を貼付けるので、まず寸法が最小でなければならない。USBからの起動に対応しない比較的古いマシンに接続する可能性もあるため、確実なFirewire方式に対応していなければならない。

HDD本体が寸法の小さな2.5インチで、Firewire接続の製品は、店頭ではもうほとんど見かけない。そこで、私は、バルクの2.5インチHDDを買って、Firewireポートを持つケースに入れるようにしている。

ただし最近はUSB2.0が主流のため、Firewireポートを持つ小さなHDDケースの種類が少なく、HDDがIDEに限定されてしまうようなので、選択肢はIDEしかない。FirewireでIDE、これが私の起動ディスクの必須条件なのだ。

で、話が長くなったが、これまで使っていた140GBの起動ディスクの空き容量が日増しに減って来たので、IDEで320GBのバルクHDDを2台買って、起動ディスクとそのクローンを置き換えることにした。

まず140GBのクローンHDDをケースから外し、新しい320GBのディスクを入れて、Mac OS Xで1パーティションのGUID形式でフォーマットする。その後、普段からクローンを毎朝自動更新するために使っているPersonal Backup 10.6を使って、320GBのディスクにクローンを作成する。

クローンが完了したら、このクローンでMacが正常に起動して使えるか試す。この作業は非常に大事だ。クローンが正常に完了したように見えても、起動しなかったり、一部の機能が異常だったり、動作が著しく遅かったりすることがあるからだ。

実際、今回も、起動はするが、妙に反応が遅く、一部のアプリケーションは、起動しない現象が続いた。そこでPersonal Backup 10.6にあるクローンの「アクセス権の修復」と「ディスクの修復」をオンにして、再度クローンを実行したところ、正常に動作するようになった。

ちなみに、クローンを使ってはじめて起動すると、システムの立ち上がりやアプリケーションの動作が、以前より遅くなるのが普通だ。これは、システムがキャッシュを作り直したり、Spotlightが索引を作成したりするからで仕方がない。この現象が解消するまで、二三日かかる。

こうして、現在、私のメインマシンであるMacBook Proは、蓋に貼付けられた外付けのIDEで2.5インチ、320GBのバルクHDDから起動しており、毎朝その隣に貼付けられた同じ仕様のHDDにクローンが自動作成される状態となった。

起動ディスクの空き容量が10GBを切った状態から、空き容量が160GB以上ある状態になっただけだが、何か清々しいというか、清新な気分が味わえているから不思議なものだ。