iTunes

IS-03お役御免

以前も書いたが、私は、SyncMate
iconというソフトのExpert版(有料)を使ってiTunesからライブラリをIS-03に自動コピーしている。これにより、携帯ミュージックプレイヤとしてのIS-03は、iPhoneに遜色ない使い心地を実現している。

iPhoneを持っているのに、なぜIS-03に楽曲を転送しているかと言うと、iPhoneのストレージに楽曲を転送する余裕がなくなっていたからだ。

ところが、iPhone 5に機種変更した際、64GB版を頼み、しかも、最近は、電子書籍をiPadでしか読まないため、iPhone 5のストレージに十分な余裕が生まれて、iTunesライブラリ内の主な楽曲は、すべてiPhone 5に転送できるようになった。

これでIS-03は、Android 2.1の試験以外には、お役御免と相成った。購入して、22ヶ月くらい経つが、試験用に購入したとは言え、それ以外の用途では、まったく役に立たない端末だったなぁ。

せめてAndroidのバージョンアップをずっと提供してくれていれば、違ったのだろうが、発売後半年位でAndroid 2.1になって以降、OSのバージョンアップを一切無視というのは、いただけないな。

AndroidでiTunesライブラリを聴く

私の携帯電話は、iPhone 4だが、以前もここに書いた通り、Android(IS-03)も持っている(フィーチャフォンも使っている)。

しかし、このAndroidは、試験用で、ほとんど使っていない。

でも、もったいないので、何かに使えないかなぁ、と普段から思っていた。

最初に思いついたのが、iTunesライブラリをコピーして、iPhone 4を使っている時でも、音楽やPodcastが聴けたら、まぁ、iPod的に使えて便利かな、ということだった。iPhone 4があるんだから、iPod Appで聴けばいいじゃん、と思うだろうが、実は、ダウンロードしているAppが多すぎて、空き容量が不足気味で、音楽やPodcastのほとんどをiPhone 4にコピーできないという事情があるのだ。

Androidは、microSDカードにコピーされたほとんどのオーディオファイルを再生できるので、技術的に問題はないが、いちいちiTunesライブラリ内のファイルをMac側でコピーするのも面倒くさい。何か自動でできる方法はないかな、と思っていたら、そんなソフトがありました。

Eltima SyncMateiconというソフトで、有料のExpert版であれば、iTunesからライブラリをAndroidに自動コピーできるのだ。

キモは、WiFiネットワークに接続しているAndroidを登録できることで、登録したAndroidがネットワークに接続していれば、あらかじめ指定しておいたプレイリストを自動でコピーしてくれるので、最初の設定以外に手間がいっさいない。

スマートプレイリストを作っておいて指定すれば、新しいPodcastを毎日コピーするということも可能になる。

Androidを登録するために、Android端末のIPアドレスを調べなくちゃいけないとか、ちょっと戸惑うが、Androidには、自身のIPアドレスを表示するAppもいっぱいあるので、そんなAppを1つダウンロードしておけば問題ない。

AndroidをiPod的に使いたい、という向きには、ぜひお勧めしたい。なお、残念ながら、SyncMateにWindows版はないようだ。