ウメパワプラスをモニター

ウメパワプラスという商品をモニターする機会を得た。

いわゆる乾燥梅干しというジャンルの商品だと思うが、非常に薄いシート状であることと、1枚がかなり小さいという特長がある。

持ち歩くのが楽で、素手で持ってもべたつかず、種を始末する必要も無い、というランニング中の塩分とクエン酸の補給に最適ということらしい。

私は運動をほとんどしないので、ランニング中の実用性について語ることはできないが、梅干しが大好きで、乾燥梅干しも好きなので、単純に梅干し好きの感想を書きたいと思う。

味について語る前に、触れておかなければならないのが、この商品が紀州南高梅を使っているということだ。

乾燥梅干しは、今やスーパーでもコンビニでも手に入るが、そのほとんどが中国産原料だ。ここにも以前書いたが、私は、中国産の食材は、ここ数年極力避けるようにしている。

なので、スーパーやコンビニでも国産梅を使った乾燥梅干しを扱えば良いのにと思っているが、店頭ではついぞ見かけたことが無い。

ネットを検索すれば、国産梅の乾燥梅干しは見つかるが、その多くは量が多い。一生懸命探せば少量のものもあるのかもしれないが、送料が割高に感じるし、そこまでするなら普通に梅干しを買えばよいや、というわけで、購入したことはない。

で、ウメパワプラスである。

味は、文句無く美味しい。雑味が無く、まさに国産梅干しの味と言えるだろう。

何年も前の記憶だが、中国産の乾燥梅干しの場合は甘味料や化学調味料の味が強く、梅干しの味を楽しむというのはほど遠かったので、ウメパワプラスのストレートな味は新鮮に感じもした。

梅干しそのままの塩っぱく酸っぱいタイプと、黒酢とスクラロース(甘味料)が入ったタイプがあるのだが、どちらもうまい。個人的な好みは、黒酢が入ったタイプだが、単純に梅干しの味を楽しみたければ、何も添加されていない前者がお勧めだ。逆に梅干しの塩っぱさ、酸っぱさが苦手なら、黒酢が入った方が抵抗は少ないだろう。

袋ごと鞄に入れても邪魔にならないので、熱中症対策に持ち歩くのも良いと思う。ちなみに一袋には、30枚から40枚のシートが入っているようだ。

気になる値段だが、梅干しそのままの方が8gで194円、黒酢入りが6gで194円と、1g当り20円以上(黒酢入りだと30円以上)する。中国産の乾燥梅干しの場合、種抜きでも1gが10円以下のはずなので、2倍から3倍と言う感じだ。

これをどう思うかは人それぞれだが、私は高いとは思わない。

問題は、ウメパワプラスを近所のスーパーやコンビニで見たことがないということだ。どんなに良い商品でも、わざわざ送料を払ってまで通販する気にはならないので、近い内に店頭に登場することに期待している。

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Steignberg UR22を買ってみた

仕事で、24bit/192kHzの高音質音源を作成する必要があり、関連してSteinberg 2x2 USB 2.0 オーディオインターフェース UR22を購入した。

単に24bit/192kHzの音源ファイルがいるだけなら、波形編集ソフトで作ってしまえがよいわけだが、せっかくだからちゃんと24bit/192kHzで入力して録音して、24bit/192kHzで書き出そうと思った次第だ。

今までは、音源を作成してもターゲットは、CDかせいぜいiTunes Storeだったから16bit/44.1kHzでよかった。もちろん書き出しの音質に関わらず、入力は高音質なら高音質なだけ理想だが、基本的に趣味で宅録している身としてはそこまで必要も感じていなかった。

で、UR22を買って、これまで使っていたRoland Edirol UA-4FXという24bit/96kHzのUSBインタフェースを置き換えてみた。

ずっとEdirolのインタフェースを使っていたので、当初はRolandのRoland USB Audio Interface QUAD-CAPTURE UA-55を買うつもりだったが、Edirolブランドもなくなったし、気分を変えてみようと他のメーカの製品を探していてUR22を見つけた。

音質的に言えば、上位機種のSteinberg 6 x 4 USB 2.0 オーディオインターフェース UR44のが良いはずだが、自分の用途ではそこまで必要ないと判断した。

で、UR22だが、24bit/192kHzの威力なのか、YamahaのD-PREという技術のおかげなのか、DAWで録音して聴いてみると妙にクリアな音で録音される。今回作成する音源は、ガットギターがメインなのだが、クリアすぎて粗が目立ってしまうようだ。

自分の演奏技術のなさを痛感させられて、しばらく使いたくなくなるくらいだ。

価格も安いし、音も良いし、まったく文句のない製品だ。なお、自分では使わないが、DAWとしてCubase AI7のライセンスが付いてくるので、例えば、これからボーカロイドを使って宅録したい向きなどは、UR22とYAMAHA Vocaloid Editor for Cubase NEOを買うのが一番安く高音質にボーカロイドが楽しめることになりそうだ。