September 2010

Softbankの優勝はiPhoneのおかげ!?

ソフトバンク・ホークスの小久保選手が、チーム専用のiPhone Appについて説明している動画があるんですが、こういうことは以前からノートパソコンでもやっていたはずなのに、本体がiPhoneという小さな「パソコン」になっただけで、何かまったく新しいことのように思えるのが面白いですね。

ビューン、削除しました

iPhoneで30以上の新聞および雑誌が読めるApp、ビューンですが、お試し期間の終了と共に削除しました。(iPad版はこちら。)

私が読みたい雑誌では、ビューン版と印刷版で、あまりにも内容が違い過ぎました。読者としては、既存の雑誌を購読するわけですから、印刷版もデジタル版も、まったく同じ内容が読める、ということが大前提です。

何らかの法的な理由で読めない内容がある、というのは理解できますので、少し内容が削られていても仕方ないのですが、現状から言うと、読める記事と読めない記事の違いが明確でなく、まるで面白い部分こそ隠しておいて、本当は印刷版を買って欲しいんだ、と言わんばかりの、宣伝用お試し版を読んでいる気持ちになります。

ビューンのホームページでは、「各メディアについて、全ての記事がお読みいただけるわけでありません」とだけ書かれていて、なぜそのような現状なのかの説明は一切ありません。(ちなみに、以前「バックナンバーの取り扱いが不明」と書きましたが、雑誌は最大12冊、新聞は最大7日分だそうです。しかし、この「最大」というのも曖昧で、曲者っぽくて嫌な表現ですな。)

出版社側は、全体のボリュームから、ページ数にして7割から8割は読めるから十分、と考えているのかも知れませんが、読者は、雑誌をそういう風には見ていません。削られた1割を読みたかったという場合だってあります。

1ページの連載があるという理由だけで、特定の雑誌を毎号買っている、という人を、私もたくさん知っています。

こういう新しい形態のビジネスが始まるとき、おそるおそる試すことも多いですが、時には「えいや」っと大きく始める必要があることもあります。ビューンには、この「えいや」っが必要だったと思いますが、現状、そのような雰囲気は感じられません。

ものすごく楽しみにしていましたし、今も将来には期待はしているのですが、とりあえず、残念ながらの削除とあいなりました。

熱海の捜査官

最近、テレビがつまらない、というのは、よく聞く話だが、まれにすごく面白いドラマとかバラエティとかと遭遇することがある。熱海の捜査官もそんなドラマの一つだった。

このドラマの内容を説明するのは、非常に難しいのだが、米国のドラマ、ツイン・ピークスを観た人には、あれの日本版みたいな感じ、と言えば、何となく分かってもらえると思う。さらに言えば、マルホランド・ドライブインランド・エンパイアに素っ頓狂なギャグフレーバーを加味した感じ、とも言える。つまり、非常にデヴィッド・リンチ的なドラマなわけだ。

一応謎解きが主体のミステリーと言えるのだろうが、最後の最後まで、その謎は明解にならない。ネットで関連情報を読んでみると、オカルトチックで曖昧な最後に賛否も分かれているようだ。

オダギリジョーさんが演じる捜査官の言葉を借りて、「大体分かりました」というのが、正しい楽しみ方なのだろう。

しかし、正解がないことを意識しつつ、提示された情報の断片から、自分なりの結論を導きだしてみようと試みるのも案外と知的な遊びであり楽しい。

ネタバレになるので、細かく書かないが、個人的には、登場する人物は、すべてが2人で1人なのだ、というのが正解であって欲しい。それが一番しっくりくる説明のように思える。

誰が、誰と同一人物なのか、については、つぶさに検討しないと辻褄が合わなくなりそうなので、本気で検証するには、熱海の捜査官オフィシャル本を片手に熱海の捜査官
DVD-BOXで全編を見直さねばなるまい。

MacWorldがImageFramerを紹介

MacWorld.comが面白い画像処理ソフト3本を紹介した記事で、少し前にここでも触れたImage Framericonをとり上げていました。

他の
TiltShiftFocusHDRtistの2本は、それぞれ写真をミニチュアっぽく変換したり、iOS 4.1の新機能としても話題のHDRを作成するソフトで、値段を気にしなければ代わりになるプログラムがたくさんありますが、ImageFramerについては、有料無料を問わず、ここまで高機能なフレームソフトはないでしょう。

世界のどこかで、私と同じく、Image Framericonを高く評価し、楽しく使っている人がいることを知るのは、嬉しい限りです。