MacBook Air続編

さて、MacBook AirにMacBook Proから移行アシスタントでユーザを移行させようとしてみたら、なんとFileVaultで暗号化されたユーザは移行できないと言う。

で、FileVaultを解除すれば移行できるわけだが、そのためには、MacBook Pro側の起動ディスク上に150GBの空き容量が必要となる。ところが、空き容量は80GB程度しかない。

しばし考えた末、Lacie USB3.0/2.0 3.5インチ外付ハードディスクドライブ minimusシリーズ 2TB LCH-MN2TU3/Eを買ってきて、1TBずつに2つのパーティションを切り、まずMacBook Proで使っている起動ディスクをPersonal Backup 10.6でクローン化する。

クローンされた起動ディスクでMacBook Proを起動し、何も操作しない状態で、FileVaultを解除する。

その状態で、移行アシスタントでMacBook Airにユーザを移行させた。その後、しばらくMacBook Airを使ってみて、移行アシスタントを使った際の常ではあるが、登録されていたシリアル番号が認識できなくなった製品があるので、シリアル番号を登録し直した以外は、特に問題なく使えることを確認した。

これで、上記のLaCieのHDDのパーティションを消去して、クローンに使うことにする。この時、片方のパーティションには毎日クローンし、もう一方には一週間毎にクローンを作ることで、いざという時に一週間前のデータに戻れるようにしておく。

余談だが、バックアップと言う意味では、同じHDD上のパーティションにバックアップを取るのは、最善の方法ではない。というのも、HDDの寿命が来たり、基盤の異常が起きた場合、両パーティション共に同時に使用不能になるからだ。

こうして、一応、メインのマシンをMacBook Airに移行できた。後は、7月にMountain Lionにアップグレードするだけだ。