Mac OS X LionとApple Mailのアップグレード失敗

待ちに待った、Mac OS X Lionが出た。

基本的に、ユーティリティ類やツール類などは、あまりインストールしない質なので、セキュリティソフトウェアなどいくつかのサードパーティソフトウェアがLion互換であることを確かめ、発売当日に、早速、アップグレードしてみた。

待ちに待ったと書いたが、今のところ、Lionならではの機能は、全然使っていない。ほとんどSnow Leopardと同じ状態で使っている。なので、Lionにアップグレードしたと言っても、違いは、二本指でスクロールする際のドラッグの方向が逆になったくらいのものだ。

いきなりスクロール方向が逆になったのには、戸惑ったが、それは、いずれ慣れるとして、困ったことに、Apple Mailをアップグレードできなかった。

本来なら、アップグレードに失敗しても、Apple Mailは起動して、読み込み機能で、旧バージョンのメッセージを読み込めば、ライブラリが再構築されて使えるようになるはずだが、索引が壊れていて、Apple Mail自体が起動できないのだ。

Apple Mailは、バージョンアップする度に、何かしら問題を起こす。もう慣れっこで、IMAPとExchangeアカウントの索引を再構築させればいんでしょ、と、ライブラリ/Mailディレクトリ内のEnvelope IndexとIMAPおよびExchangeのアカウントを移動させて、Mailを起動するが、どうしてもExchangeの方の索引が再構築されない。

困ったなぁ、と思案した結果、Mailディレクトリ内のデータをすべて移動し、Mailを起動することにした。これにより、Mailは、まっさらな状態で起動するので、新たにExchangeアカウントを作り直し、その後、Mailを終了して、Exchange以外のアカウントのフォルダを戻して、再度起動してから、メッセージの読み込みで古いメッセージをすべて読み込ませることで、環境が復旧した。

Apple Mailは、アップグレードする度に、よいメールソフトに進化しているので、まぁ、これもしょうがない、ってことなのかな。

Androidとワンセグ

ここでは、何度か、iPhone 4があるから手元のAndroidの使い道がないということを書いたが、昨日、今後のAndroid携帯の使い方に一つの方向性が見いだせた(というほど、すごい話ではないが)。

ワンセグである。私の車には、カーナビが付いているが、テレビがアナログだ。2001年の製品だと思うのでナビの内容も古いが、普段からナビは大体の方向が分かれば良いと思っているので、そんなに困らない。しかし、テレビは、この7月24日から観られなくなる。

新しいナビを買うつもりだったが、ふと気付くと、Android携帯が2台もあるじゃないか。少なくともテレビに関しては、運転しながら画面を見ているわけではないので、音さえ聴ければいいわけで、ワンセグで十分だろう。

これで、AUかDocomoのAndroidのいずれかは、車内に常備することになりそうだ。使い道が見つかってよかった。

アナログナビの代わりに携帯電話のワンセグを使うってのは、思いついてみると、合理的で、ひどく当たり前の解決策だから、多分、みんな考えていることなんだと思うが、個人的には、何か、凄いことを発見したような気分になったので、ここに書いておくことにした。

まぁ、iPhoneにワンセグが搭載されていたら、悩みもしなかったんだろうけど。

カバンの中身

一週間ほど前から、カバンの中身カバンの中身A4カバンの中身プラスチックをモニターとして試用している。

プラスチックの方は、すでに販売終了しているようなので、ここで詳しくは触れないが、プラスチックの圧着部分が弱い、マジックテープの粘着力が弱い、かさばる、などの、弱点を抱えていて、実際にカバンに入れて持ち歩く用途には向いていないように思う。小物を整理するために机の周りで使うのが正しそうだ。

さてA4の方だが、軽くてかさばらないので、もって歩くことは苦にならない。重量については、もう少し軽くても良いかなと思うが、2,980円というまぁまぁ手頃な価格を考えれば、十分に及第点と言えると思う。

私の場合、普段からポケットの多いビジネスバッグを常用しているが、そのポケットが名刺やペンを想定しているのか、小さめで汎用性がないのが悩みだった。特に、試験用にスマートフォンを複数台持ち歩く際には、ポケットに入らないので、カバンの中に無造作に放り込むしかない。付属のケーブルも適当にカバンに入れていると、どれがどのケーブルか分からなくなる上に、出したり入れたりしている内に、どこに置いたか分からなくなることもしばしばだった。

その点、A4には、無理すれば表面のポケットにスマートフォンを2台くらいは収納できるし、裏面の網状のポケットを使うなら、さらに数台は収まると思う。かつ豊富なポケットを使ってケーブルやアクセサリを簡単に整理できる。

最も重宝するのは、カバンから取り出すときだ。試験用のスマートフォンを持って出る必要がない時には、一式をA4ごとまとめてカバンから取り出せば済む。必要なときも、A4ごとカバンに戻すだけなので、楽だし、あわててケーブルを探す必要もない。急いで事務所を出なければならない時に、ケーブル一本を探してイライラした経験があれば、さっとA4をカバンに入れただけで用意が整ったときの嬉しさを分かってもらえるだろう。

しばらく使った感想は、なければないでどうにかなるが、一度使ってしまった以上、もう手放すこともないだろう、という感じだ。出張で使っているリュック用に、
リュックの中身もいいかなぁ、と思い始めている。

高級感がある製品ではないので、持ち歩くことでステータスと言うか、プレミアム感は得られないが、ビジネス小物に凝る向きには、革を使った受注生産の
カバンの中身:プレミアムなる製品もあるので、検討されると良いだろう。