February 2014

コップのフチ子と一閑人

いわゆるガチャガチャ(カプセルトイ)に「コップのフチ子」という製品があります。奇譚クラブというメーカの製品ですが、文字とおりコップなどの器の縁に引っ掛けるプラスチックの女性フィギュアです。

私は一つも買ったことがないですが、この製品を見る度に、心が騒ぎます。と言うのも、私は、
一閑人が大好きだからです。

一閑人というのは、暇な人が井戸などを覗き込むような感じで器の中を覗き込んでいると言うモチーフで、焼き物の縁に造形された人間です。そこそこの品揃えの町の陶磁器屋さんでも、器の縁に唐子が付いているものがあると思いますが、あぁ言うやつです。

で、私は、以前、非常に良いできの一閑人の椀を持っていたんですが、割れてしまって、それ以降、よい一閑人の器に出会っていません。

で、コップのフチ子を見る度に、このシリーズに河童だとか、蛙だとか、唐子だとか、叙情をそそる製品が出たら買うかもしれないなぁ、と思うのです。

まぁ、実際に買うかどうかは微妙ですけど、出たら面白いなぁ、と考えてしまうんですね。

テスト環境を整理

私の仕事場には、ソフトの試験を行うために何台ののパソコンがある。Macintoshが一番多くて、数えたら16台あった。

ただし大半は、古いMac OSの動作試験用で、最近では起動もさせていない。そこで、もう試験することもないOS用のマシンは処分すると共に、最近のMac OSは仮想マシンにまとめて整理することにした。

とりあえずOS 9までのクラシック環境は、もう試験する可能性がないので、すべて処分しよう。これで5台は減るだろう。

次にOS Xでも10.0や10.1、10.2は、試験することもないので、やはり処分だ。10.3、10.4、10.5、10.6をそれぞれ1台ずつ、10.7、10.8、10.9、10.9 Serverは、10.9のMac miniに仮想環境を構築して、試験用とする。

あとは、作業用の10.8が1台、LANサーバ用の10.9が1台、そして音楽制作用の10.9が1台で、全部で8台だ。

これでも多いが、半減するんだから良しとしよう。

整理を始めてちょっと気になったのが、音楽制作用にしたマシンが、mid-2009のMacBook Pro、CPUはCore2Duo、搭載RAMが4GBと、本来なら多大なCPUパワーとRAM容量、そして高速ハードディスクが必要な用途には貧弱と言わざるを得ないことだ。

仕事が優先なので、趣味用は自ずと非力なマシンになるが、特に搭載RAMが4GBというのが心もとない。とりあえず、8GBまで増設して様子を見るしかないな。

「きれいなコーヒー」なるものをモニター

オアシス珈琲「きれいなコーヒー」シリーズのカップイン・コーヒーという商品をモニターした。「きれいなコーヒー」オアシス珈琲ファンサイト参加中

このコーヒーの特徴は、生豆をジェット水流で洗浄してあることだ。洗浄することで、通常付いている果肉やホコリと言った不純物を取り除き、豆本来の味を出すのが目的だ。

では、洗浄しない場合、そうした不純物までコーヒーに混入しているのかというと、そういうものでもなく、風で吹き飛ばしたり、焙煎の際に焼かれて除去されると言うことらしい。

この焙煎の際に焼かれると言うのが原因で、不純物が焦げた匂いやカビ臭が付いてしまうことがあるようだ。

で、洗浄された豆で淹れた本製品の味だが、非常にすっきりしていて雑味がほとんどない。これは、明らかに洗浄されたことによる味の特徴だろう。

一方で、あまりにすっきりしていて物足りなさも感じた。

私は、普段から深煎りが好みだし、ドリップするときもできるだけ濃く出るようにしている。そんな普段の味と比べると、渋み、酸味、苦みが足りなく思う。

もちろんコーヒーの味は、豆の種類にもよっても、出し方にもよっても変わる。

モニターした製品の場合、ティーバックのようにコーヒーそのものに浸したままの状態で置いておけるので、長く浸しておくことでより濃く出すことも可能ではある。

実際、付けっぱなしにして10分以上置いておいたら、雑味のなさは変わらないが、かなり好みの味に近くなった気がする。

総合的に言えば、コーヒーの香りは好きだが、あまり濃い味は好みでないと言う向きには、このすっきりした味わいは大いにお勧めできる。

あえて深煎りの製品があれば、また違うかもしれないが、私のように濃い味で雑味もあった方がよいと言う場合には、ちょっとお勧めできない。

あと、試していないが、水と一緒にポットに入れてしまって一晩置いた水出しコーヒーが可能なのは、浸しっぱなしにできる本製品の特長だろう。

モニター用に送られて来た3パック(届いたのは、ドリップ用の1パックを含めて合計4パック)は、もう飲んでしまったので試せないが、機会があれば、ぜひとも水出しコーヒーにトライしたいものだ。

気になる価格だが、一杯が約40円とブルックスのようなドリップタイプより若干高い設定だ。味が特徴的で好みが分かれそうなので、最初は大量に買わずに少量で試したほうが良いだろう。