February 2013

ブックパスとSoftbankのiPhone

前回、AUのブックパスを使うために、SamsungのGalaxy S IIに機種変更したことを書いた。

その後、何と、AUがブックパスをSoftbankのiPhoneにも解放すると発表があった。

ということは、私が電子書籍を読むために使っているメインの端末、iPadでも使えるようになるに違いない。

これは非常に嬉しいことだが、であれば、Galaxy S IIは要らなかったかな、とちょっと後悔している。

Android 2.3の試験用端末が要るから、無駄にはならないんだけど、別の端末の選択肢もあったわけだ。

今のところ、AUでブックパスを使っている場合、そのままSoftbankのiPhoneでも利用できるようになるのか、まったく別途契約が必要なのか分からないが、予想では、同じアプリを使うことによって、ログイン情報が共用できるような気がしている。

いずれにしろ、問題は、ブックパスで読み放題になるコミックの充実度だろう。現状では、一通り読みたいコミックを読み終わったら、解約という事例が続出しそうなほど、品揃えは貧弱だ。

Galaxy S II

AUのIS-03がAndoroid 2.1の試験以外で使い道もないので、SamsungのGalaxy S IIなるスマートフォンに機種変更してみた。

なぜ、一年も前の機種にしたかと言うと、まずAndroid 2.3の試験用機が必要だったのと(Android 2.3のスマートフォンは、Docomoのを持っているんだけど、車に積みっぱなしなので)、すこし画面が大きい機種が欲しかったということがある。

Android 2.3で画面が4.7インチ以上というと、多分、他にも選択肢はあるんだろうけど、Galaxy S IIには、ワンセグとかオサイフとかの、私が使わない機能が搭載されていないのが気に入った。

あと、処理能力が案外高くて、動作はきびきびしている(一部タッチの反応が遅いが、誤操作を避けるためだろうから仕方ない)。インタフェース設計は、今ひとつだが、どうせなれるから、気にしないことにしている。

で、Androidの試験機だから、本当は画面サイズも小さい方が試験には有利なんだけど、なぜに大きめの画面にしたかと言うと、AUがこの春から始めるブックパスというサービスを使ってみたかったからだ。

ブックパスというのは、月額590円で電子書籍が読み放題というサービスだ(スマートパスに入っていないと利用できないので、合計では月額980円になる)。

ブックパスのカタログを見ると、まだまだ全然充実していないんだけど、漫画の中にずっと読みたくて探していた「鉄腕アトム別巻」があるのだ(余談だが、この作品は、iOSでも電子書籍として読むことができるが、読み放題ではない。しかし、私は、性格的にシリーズ物の1部だけ買うのを好まないので、買うとなるとアトム全巻を揃えることになり、それは、それでまた結構な出費になるので躊躇していたものだ)。

それ以外にも、手塚治虫の漫画がかなりあるので、これを順番に呼んでいくだけでも、数ヶ月は楽しめそうだ。で、漫画を読むなら少しでも大きな画面のが良いな、という判断である。

漫画について言えば、単行本が常時書店においてあるような新作はともかく、事実上、絶版に近い旧作は、電子書籍にするのが最も合理的なはずだ。

まだ正式にサービスインしていなくて、現時点では、スマートパス利用者向けの無料サービスとなっている。春になって、正式に始まってからの、カタログも充実に期待しておこう。現状のブックパスアプリのインタフェースも、何かへなちょこな感じなので、カタログの充実と共に春までに改良されるとよいな。