Mac OS X LionとApple Mailのアップグレード失敗

待ちに待った、Mac OS X Lionが出た。

基本的に、ユーティリティ類やツール類などは、あまりインストールしない質なので、セキュリティソフトウェアなどいくつかのサードパーティソフトウェアがLion互換であることを確かめ、発売当日に、早速、アップグレードしてみた。

待ちに待ったと書いたが、今のところ、Lionならではの機能は、全然使っていない。ほとんどSnow Leopardと同じ状態で使っている。なので、Lionにアップグレードしたと言っても、違いは、二本指でスクロールする際のドラッグの方向が逆になったくらいのものだ。

いきなりスクロール方向が逆になったのには、戸惑ったが、それは、いずれ慣れるとして、困ったことに、Apple Mailをアップグレードできなかった。

本来なら、アップグレードに失敗しても、Apple Mailは起動して、読み込み機能で、旧バージョンのメッセージを読み込めば、ライブラリが再構築されて使えるようになるはずだが、索引が壊れていて、Apple Mail自体が起動できないのだ。

Apple Mailは、バージョンアップする度に、何かしら問題を起こす。もう慣れっこで、IMAPとExchangeアカウントの索引を再構築させればいんでしょ、と、ライブラリ/Mailディレクトリ内のEnvelope IndexとIMAPおよびExchangeのアカウントを移動させて、Mailを起動するが、どうしてもExchangeの方の索引が再構築されない。

困ったなぁ、と思案した結果、Mailディレクトリ内のデータをすべて移動し、Mailを起動することにした。これにより、Mailは、まっさらな状態で起動するので、新たにExchangeアカウントを作り直し、その後、Mailを終了して、Exchange以外のアカウントのフォルダを戻して、再度起動してから、メッセージの読み込みで古いメッセージをすべて読み込ませることで、環境が復旧した。

Apple Mailは、アップグレードする度に、よいメールソフトに進化しているので、まぁ、これもしょうがない、ってことなのかな。