Steignberg UR22を買ってみた

仕事で、24bit/192kHzの高音質音源を作成する必要があり、関連してSteinberg 2x2 USB 2.0 オーディオインターフェース UR22を購入した。

単に24bit/192kHzの音源ファイルがいるだけなら、波形編集ソフトで作ってしまえがよいわけだが、せっかくだからちゃんと24bit/192kHzで入力して録音して、24bit/192kHzで書き出そうと思った次第だ。

今までは、音源を作成してもターゲットは、CDかせいぜいiTunes Storeだったから16bit/44.1kHzでよかった。もちろん書き出しの音質に関わらず、入力は高音質なら高音質なだけ理想だが、基本的に趣味で宅録している身としてはそこまで必要も感じていなかった。

で、UR22を買って、これまで使っていたRoland Edirol UA-4FXという24bit/96kHzのUSBインタフェースを置き換えてみた。

ずっとEdirolのインタフェースを使っていたので、当初はRolandのRoland USB Audio Interface QUAD-CAPTURE UA-55を買うつもりだったが、Edirolブランドもなくなったし、気分を変えてみようと他のメーカの製品を探していてUR22を見つけた。

音質的に言えば、上位機種のSteinberg 6 x 4 USB 2.0 オーディオインターフェース UR44のが良いはずだが、自分の用途ではそこまで必要ないと判断した。

で、UR22だが、24bit/192kHzの威力なのか、YamahaのD-PREという技術のおかげなのか、DAWで録音して聴いてみると妙にクリアな音で録音される。今回作成する音源は、ガットギターがメインなのだが、クリアすぎて粗が目立ってしまうようだ。

自分の演奏技術のなさを痛感させられて、しばらく使いたくなくなるくらいだ。

価格も安いし、音も良いし、まったく文句のない製品だ。なお、自分では使わないが、DAWとしてCubase AI7のライセンスが付いてくるので、例えば、これからボーカロイドを使って宅録したい向きなどは、UR22とYAMAHA Vocaloid Editor for Cubase NEOを買うのが一番安く高音質にボーカロイドが楽しめることになりそうだ。